【ダブル】 しゃでオフ使用パーティ紹介 電磁波威張る神秘スタン
こんばんは、第四回しゃでオフに参加して来ました。
前回のがにゅーオフで予選3-3で予選落ちという悔しい結果を残していたところ、seeさんに「スタン使ったほうがいいんじゃない?」と言われたので試しに使ってみたところいい感じに回せたので持ち込みました。
この形のパーティを使ったのが去年のがにゅーオフ以来だったのでそこで使用した電磁波威張る軸のパーティをいじりながら調整しました。
(すいません、結構前に育成した個体も多く調整先がかけませんでした。結構テンプレよりな調整になっている個体が多いと思います。)
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
クレセリア | ラムの実 | 冷凍ビーム | 電磁波 | 威張る | 神秘の守り | 浮遊 |
ボルトロス | オボンの実 | 10万ボルト | 目覚めるパワー氷 | 電磁波 | 威張る | 悪戯心 |
ランドロス | 気合の襷 | 地震 | 岩雪崩 | 蜻蛉返り | 守る | 威嚇 |
バンギラス | こだわり鉢巻 | 岩雪崩 | 噛み砕く | 馬鹿力 | 冷凍パンチ | 砂起こし |
メタグロス | オッカの実 | コメットパンチ | 地震 | バレットパンチ | 守る | クリアボディ |
ローブシン | キーの実 | ドレインパンチ | 冷凍パンチ | マッハパンチ | 守る | 根性 |
【個別解説】
クレセリア
H208-B140-C115-D150-S150
このパーティの軸となるポケモンであり神秘の守りを採用するので、より多くのポケモンに先制するために素早さは最速にした。
また冷凍ビームで最低限の火力が出るように、特殊耐久実数値H164-D101もしくはH165-D100である霊獣ランドロスを冷凍ビームで確定1発にできるようにCを上げ、残りをHに振った。
選出する場合は後発では出さずにほぼ必ず先発となる。
持ち物がラムの実となっているのは先月行われたあんぐらオフの決勝がどくどく持ちクレセリアミラーであったので、その影響で毒構築が増えるのではないかと考え仮に最速ミラーで負けてしまってもケアできるようにラムの実を持たせた。
また相手がクレセリアに威張ってくることも多々あり、その場面でも確実に動けたのでその点もよかったと言える。
技はコンセプトである電磁波威張る神秘の守りを確定として、残りは現環境で非常に多い霊獣ランドロス、化身及び霊獣ボルトロスに通る冷凍ビームを採用した。
バンギラスの項で詳しく書くことになるが、バンギラスの枠はもともとラティオスが入っていたが前日にバンギラスに変更した。その影響で自分で撒いた砂でクレセリアが削れてしまい長持ちしなくなってしまった場面が当日に多く感じられた。なので、ラムの実は食べ残しに変更してもいいかもしれない。
また、当日はラムの実持ちであったのにもかかわらずHの数値が208の個体を採用していたのは完全にミスであり次回は気をつけたい。
ボルトロス
H185AB90C146D132S145
耐久に厚めに振った臆病ボルトロスで、もともとは穏やかボルトロスであったが目覚めるパワー氷を採用するにあたり最低でも意地っ張りランドロスを抜いておく必要があったため、Sを上げた調整を考えていると臆病個体のほうが効率が良くなったので臆病に変更した。
しかし、今の調整のままだと最速80族と同速になってしまうので2上げて最速81族まで抜いたほうがいいと思う。もっと欲を言えばS158まで上げて陽気霊獣ランドロスまで抜きたいところではある。その場合は耐久を大きく割くことになるので今ほどの安定感は失われるかもしれない。
役割としては、クレセリアと同じく電磁波威張るをばら撒いて行く。
基本的にクレセリアが先発選出されることが多く、あまり選出されることはない。
相手が明らかにトリックルーム軸のパーティや追い風軸のパーティで、こちらのクレセリアが先手を取りにくいときに悪戯心で無理やり電磁波威張るを撒いて行きたいときに主に選出していくことになる。
後述することになるが、特にブルンゲル+モロバレルという先発が来そうなときは化身ボルトロス+霊獣ランドロスという先発をほぼ固定で投げることが多かった。
技はまずコンセプトである電磁波威張るを採用した。そして残り二枠は一致技である10万ボルト、電気技だけでは霊獣ランドロスや霊獣ボルトロスに打点がなく使いづらさが目立ったので目覚めるパワー氷を採用した。
ランドロス
H165-A216-B110-C-D100-S143
威嚇を撒いてこちらの物理耐久を擬似的に上げることができ、また威張る神秘の守りのコンボで自身も殴りにいけるポケモンとして採用。またクレセリアが苦手なメタグロスやバンギラスに対して打点があり、威嚇もあるのでバンギラスやユキノオーのスカーフを見分けることができるので先発で投げることは非常に多い。
持ち物は先発で出すことが多く不意の出落ちを防ぐために襷。これにより一回は確実に行動ができるので上から致命傷をもらってしまう場合でも無理矢理威張る神秘の守りコンボを決めて強引に突破できた。
配分は襷を持たせたので耐久を顧みずにH4AS252振り。
性格は最速クレセリアよりも遅くして威張る→攻撃としたかったので意地っ張りにした。
技構成はテンプレな構成である、地震、岩雪崩、蜻蛉帰り、守るとした。
意地っ張りにしたので岩技の枠はH振り化身ボルトロスを高乱数で一発で倒せるストーンエッジは採用したいところではあるが、威張る神秘の守りのコンボを考えたときに威張る→単体攻撃ではピンポイントで守られたときや交換で対処されたときに相手の横のポケモンは完全にフリーになってしまい非常に大きなリスクを伴うので、複数体攻撃であることや追加効果の怯みも含めてそのリスクをある程度ケアできる岩雪崩を採用した。
バンギラス
H207-A198-B130-C-D127-S62
seeさんから借りた個体です。seeさんがブログに書かれているので、詳しくは以下のurlバンギラスの項を参照してもらえるとわかりやすいと思う。
seeさんのブログ(http://d.hatena.ne.jp/see_miru214/20130915/1379211891#seemore)
このパーティに入ったのは雨に対する切り返しの手段がどうしても足りなかったから、また相手のクレセリアへの遂行速度を上げるためである。
このバンギラスの枠にはオフの前日までは以下のようなラティオスが入っていた。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
ラティオス | ドラゴンジュエル | 流星群 | 光の壁 | リフレクター | 電磁波 | 浮遊 |
先発で壁を貼るわけではなく中盤あたりで壁展開をして、もともと守るの枠にビルドアップをもっていた残飯ローブシンが積むという勝ち筋があった。
水耐性を確保するために入れていたが、結局天候を書き換えれなければ雨のキングドラは重く、クレセリアに対しても瞬間火力しかなく倒しきれないという場面が多く感じれたので改善のためにバンギラスに変更した。
seeさんのブログにも書いてあるがS操作の面でも確率の面でも電磁波との相性がかなり良く、また威嚇で攻撃を下げられるのも威張る神秘の守りコンボでケアできたので、この変更はこのパーティにとってかなり良いものだったと思う。
本来雨にのみ投げればいいかという考えであったが、実際対戦してみると非常に強力で雨以外にも多く選出した。
この変更についてアドバイスを頂いたseeさん及びrouさんには感謝したい。
メタグロス
H185-A192-B150-C-D125-S72
パーティの鋼枠。ドラゴンの一貫性を抑えるため、及びバンギラスやクレセリアに打点を持てるので必要となりました。高耐久、高火力、先制技と揃っており威張る神秘の守りのコンボにうってつけなのはもはや言わずもがな。
相手にラティオスなどの強力なドラゴンタイプがいる場合に主に選出する。相手にトリトドンや霊獣or化身ボルトロスなどがいるとどうしても選出を渋りバンギラスを投げることが多かった。
今回はトリックルーム下の噴火ドランに勝つことを重視した構成にしました。仮に相手の噴火ドランが炎のジュエルならば先制で地震を打てる。仮に黒い鉄球のようなS半減アイテムをもっていたとしても強化アイテムなしの噴火ならばオッカの実込みで耐えることができ地震を打つことができる。
メタグロスの持ち物といえばラムの実が定番だが今回は神秘のまもりで守ることが前提としてあるのでオッカの実を持たせて対応できる範囲を広げた。
技はメインウエポンのコメットパンチ、複数体攻撃のできる地震、先制技のバレットパンチまでは固定して残り一枠に攻撃技を入れるか守るを入れるかは悩みましたが、守りながら電磁波を撒きたい場面が多く感じられたので守るにした。
ローブシン
H210-A176-B115-C-D116-S69
高耐久でドレインパンチで殴りながら回復できる+先制技でいろんな相手にゴリ押ししていく。
まず雨パーティ対策にすいすい発動状態麻痺したのキングドラが抜けるまでSを振りました。火力は威張る神秘の守りのコンボで上げるので耐久に厚めに振った。しかし、この調整はまだバンギラスが入っていない頃にしたもので、今は天候の切り返しがあるのでここまでSに降らなくていいかもしれない。
基本的に後発に選出することが多く、このポケモンを出す前にあらかじめ相手に麻痺を撒いておいて上から縛っていくということが多かった。威張るで火力を上げれば回復量も増えるのでパターンに入ってしまえばほぼ勝てる状態にできた。このパーティは炎技がなくハッサムが重いのでハッサムは麻痺を撒いてからローブシンを投げ威張るドレインパンチでゴリ押して突破することが多いのでハッサム入りには積極的に出していきたい。ハッサムだけではなく地味に辛いトリトドンなどのポケモンもこのポケモンに任せることが多くほぼ毎回後発で選出した。
技はメインウエポンであるドレインパンチ、先制技のマッハパンチ、汎用技の守るまで決めて残りのワンウエポンはこのパーティでゲロきついウルガモスを意識して岩雪崩かKP的に多い霊獣ランドロス意識の冷凍パンチかで悩んだが、結局調整段階でウルガは麻痺混乱を入れればどうにでもなったがランドは麻痺は入らないし威張るもうちにくいので冷凍パンチに軍配が上がり本番では冷凍パンチ持ちの個体で望んだ。
前述したが、前日まで守るの枠がビルドアップになっていたが、壁ラティオスを抜いたので積む暇がなくなりビルドアップが抜けて守るを入れた。ここは時間があれば見切りに変更しなけらばならなかった。
そして特性であるが、ビルドアップ型の場合は積んで相手を倒す前に神秘が切れて状態異常に対して無防備になることがあったので根性にしていたが、守るを搭載して威張る神秘を軸に変更したため状態異常は神秘でカバーできることが多かったので鉄の拳にしたほうがいいと思う。
【選出】
基本選出は霊獣ランドロス/クレセリア/メタグロスorバンギラス/ローブシン
主に初手クレセリア神秘の守りランドロス守るで様子を見て、次のターンに電磁波巻きながら蜻蛉やランドロスが居座れそうなら威張る岩雪崩or地震で押していくことが多い。
トリパに対しての選出は霊獣ランドロス/化身ボルトロス/メタグロスorバンギラス/ローブシン
雨パに対してはクレセリア/バンギラス/ランドロスorローブシン/ボルトロス
という感じになると思います。
【改善点まとめ】
個別解説の途中でちょいちょい訂正が入っていた部分をまとめると、
・クレセリアのラムの実→食べ残し
・ボルトロスの素早さ実数値145→147or158
・ローブシンの守る→見切り
・ローブシンの根性→鉄の拳
そしてクレセリアがラムの実を手放したので
・ローブシンのキーの実→ラムの実
と変更するべきだと思った。
【雑記】
オフの成績は予選7-2で予選2位抜けのあと、構築相談していたseeさんに決勝トナメ初戦であたってしまいあえなく決勝1落ちしてしまいました。ここまで上がれたのも彼が相談に乗ってくれたおかげでもあるので感謝しています。
BW2最後のオフで最低目標であった予選抜けができてよかったです。しかし調整段階ではかなり勝てていただけに欲を言えばもうちょっと勝ちたかったです。
最後にはなりますが、しゃでオフ主催のビエラさんをはじめとするスタッフの方々、及び参加された方々お疲れ様でした。